越境ECの配送費用

先日、越境ECフェアーに行ったと書きましたがyahooニュースで日通とアリババが提供強化の記事が出ていました。

2016.8.2 yahooニュースより

日本通運は2日、中国電子商取引最大手の阿里巴巴(アリババ)集団との提携を強化し、中国向けインターネット通販商品の配送事業をてこ入れする方針を明らかにした。日本郵便の国際スピード郵便(EMS)より安く発送するほか、情報システムでも連携する。

中国向け航空輸送はEMSが主流だが、6月から値上げされており、利用の多い500グラム以下では1400円と約3割上昇した。日通は、アリババの通販で購入した商品を1000円程度で中国に発送し、EMSに対抗。中国向け航空輸送を前年度の3倍の5万件に増やす計画だ。

中国での通関手続きを円滑かつ低コストで進めるため、情報システムでもアリババと連携。税関当局に一括して通関データを送信できるようにした。注文が多い商品は事前に船便で中国に送っておくことも検討する。

EMS料金が6月から値上がりして海外発送をしている人から困ったと聞いた事があります。先日のフェアーにも日本郵便のブースが出ていました。個人輸出のEMS利用は基本的に「個人用途」 として輸入者は減免されます。しかし法人向けの卸などは関税が掛るため、ECサイトには関税の明記などが必要となります。

EMSが多く使われる理由は「個人用途」としての輸出になりますが、当然通関業務は経ての輸出になります。日通のサービスは一括して通関業務を行うということなので基本は「個人用途」を早く税関を通すメリットがあるのだと思います。

今後どの程度広がりを見せるのかは注視しないといけませんが、佐川急便をはじめ日通を含めた東南アジア件への越境ECは広がると思いますので情報収集は続けたいと思います。

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